1970年代アメリカで生まれ、怒る必要があること、ないことを自分で見極め、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングです。
当初は、軽犯罪者への矯正教育プログラムやカウンセリングとして発展しました。
その後、ロードレイジ(あおり運転)が社会問題となり、その対策としてアンガーマネジメントが言及されるようになり、2001年の世界同時多発テロをきっかけに一般的に普及しました。
日本でも地道な活動が実を結び、ここ数年で認知度が上がっています。
2019年には約31万人の方(一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会より)がアンガーマネジメントを学んでおり、企業では、パワハラ、メンタルヘルス、コミュニケーションの分野や医療現場、教育現場で、個人では夫婦(カップル)や親子関係、個人事業主やスポーツ選手などあらゆる分野で活用されています。